ストリング |
ストリングも自作できます。 完成しているストリングは複数本の糸をより合わせて1本になってます。これを自分で作るわけ。 ストリング原糸とサービング糸、それにストリングサーバーを購入して、それを好みの長さと本数(ストランド数)にして、作成します。 原糸ひと巻きから何本かストリングが作れますから(全部使い切るなら)単価的には市販品より安くなる。 製作用の道具、ストリングジグがあれば便利ですが、これ自体が高い。クラブ等で大量に作るならともかく、個人でわざわざ買う人は、いるかなあ? 私も必要に迫られて息子などのストリングを作りました。 キャデット・ボーイshoot.36 安価にやりたかったので、archery.comさんの ストリングの作り方 やArchery Cityさんの サービングの巻き方(サイトが閉鎖してます) を参考にさせていただきました。この場合でも、作りたいストリングサイズの弓より、ワンサイズ上の弓を道具として使用していますから、自分で持っている事が前提になります。 そんなのできない! でも市販品でも困る! どうにかなんないの!って時には、ショップに頼んで下さい。 ストリングの材質と長さ(弓の長さではなく、ストリング自体の長さ)とストランド数を伝えて、特注するのです。 この場合でも、通常の値段とたいして変わりません。納期がかかるだけで。 多分、これが一番楽な方法でしょう(^^;) |
自作など |
基本、ミシンが必要。手縫いでも可能ですが、努力が必要かと。そのくらいなら最初から商品購入するよね。ミシン使用経験の少ない方なら、ぜひこの機会にチャレンジ! 家にミシンが無い? ううーん、それは(^^;) あきらめて。ミシン買うより、商品買う方が安いよ。ミシンあると色々便利だけどね。1万円程度ので十分。 |
クィーバー |
一番あれこれ自作できる物。市販の物も色々ありますが、他人と同じじゃイヤ!という方には、凝った物も作れます。 レザークラフトの趣味もある人なら自作できますね。趣味もつ知り合いに頼むとか?でも材料費とお礼で高くつきそう(^^;) 知人で鞄屋に特注した人もいます。サンプルに今のクィーバー持ってって、こんな革でこんな風に造ってと注文。10個くらいからならやってくれるそうです。つまり人数集めて頭数で割る。その時の話では単価15,000円くらいだったかな? ずいぶん昔、東京インドアが晴海の倉庫で開催されてる時に、カッコいいのを見ました。野鳥?を模したようなクィーバーで、すばらしい出来! 写真撮らせてもらえば良かった。お手製でしょうね。どんな人だったかは覚えてませんが。 |
安く作ったやつです。かつて、初心者用に作成。AMAZONEの息子 v.21 型紙も作ってない、アバウトな作成(^^;) 自分のクィーバーを見ながら、このくらいかなーと適当に作ったんですが・・・。 ・材料 100円ショップで園芸用エプロン(ナイロン製)、ゴルフショップでゴルフクラブを仕切る樹脂製の筒(名称はネトロン)。 完成品を実測しました。参考にして下さい。 矢筒の長さ 45.5cm × 9.5cm ベルト通し部分 幅10.5cm 長い方17.5cm 短い方13cm ベルト通し部分は70度の角度で付いてます。も少し、角度が浅くてもいいですね。 作成時には、これに縫いしろが必要です。もちろん中に入れるネトロンの直径でも変わってくるでしょう。ネトロンの直径サイズがいくつあるか知らないけど。 |
ゴルフクラブを仕切る筒、ネトロン、1本100円。 1本を真ん中から切って2本にします。 |
ネトロンをクィーバーに入れて、完成。 ベルト通し部分は2重になってます。 難点は軽すぎる事。これは素材の生地が薄いせい。軽いので風が吹いたりするとハタめきます。ちょっと落ち着きが悪いかな。 自分で使用するよりは、初心者・初級者への貸し出し用にクラブの備品として使うにはいいかと。 別にベルトが必要なら、100円ショップでいいですしね。 |
ハンドルカバー・リムカバー・スタビカバー |
材料 キルト地やタオル地。フェイスタオル、スポーツタオルなど、家に眠った不要なタオルで作れば布代かかりません。 自分のカバーはメーカー品なので、昔作った息子の弓用の写真。キルト地。弓は56インチの頃。 だだーっと直線縫いすればいいので簡単。リムの方は先を少し細くしてますけど。 入れる物に生地を当てて、だいたいのサイズを目分量でカットして縫って下さい。 袋の口は折る部分を10cm程度でいいでしょう。 |
センタースタビの袋。でもサイドロッドにも使えます。真ん中で折って、まとめればサイドロッド袋に。 |
チェストガードとアームガードの修理 |
使っていると、劣化により痛みが生じます。新品購入もいいけど、少し直すだけで使えます。
キャデット・ボーイshoot.64 |
アームガードのゴムは、一番劣化する部分。ゴムヒモですしね。まあ、それこそ適当にゴムひもを替えればいいんですが。輸入品の場合は、ゴムひもの幅サイズが日本の規格とは違うので注意。 幅が広くて使えないってならないように、元よりも少し狭い幅にするといいです。 止め金具が紛失した場合。引っ掛けるタイプの金具が無い! どうしよう?って時は、金具を新たに探すより、別の形で再生した方が早いです。 100円ショップの手芸コーナーには色々あります。私はビーズやコードストッパーを利用してます。手芸店やアウトドア用品店でも入手可能ですが、数百円します。 ←コードストッパーって、こんなの。 |
チェストガードは、ゴムとベルト部分が劣化。合皮って、手芸店では意外と高いんですよ。しかも必要なのは少量だし。 適当な厚みと幅の物が見つからないので、同じく100円ショップ。 犬の首輪と、リード(引き綱)が便利です。 ベルトの取り付け金具が紛失した場合は首輪が活躍します。カッチンと取り外し可能なバックル部分を上手く使えばいいんですよ。 これらをミシンで縫い付ける。安価に修理できます。 |
冬用カイロ入れ |
これは友人が試作した物、キルト地、内側はボア。冬場に、クィーバーベルトに通して、使い捨てカイロを入れておくポケット。凍えた引き手を突っ込んで、指先を暖めるんですね。 |
冬用の手甲 |
バスケットボール用の毛糸の手甲。スポーツグローブとかって名称の時もあります。 AMAZONEの息子 v.24 冬場に重宝してます。射に影響なく使用でき、甲の部分と、手首が幅広く覆われるので暖かいです。1,500円程度で複数のメーカーから販売されてます。オフシーズンにネットで見ると1,000円以下だったりして。 |