Hits.8 雪原に泣く
2014.3.8


 何でしょーね、今年の冬は。雪、降り過ぎ!
 立春の雪をかいて、だいぶ射場の状態が良くなったかと思ったら、大雪。そして、1週間後にまた・・。2月17日の状態の写真です。
大雪あと
スキー場じゃないよ。
 宇都宮市は雪国じゃないので、今年ほど雪かきした事は無いです(主に射場を)。雪かきで手のひらにマメができたのも初めて。
 射場に着いた頃に気温が2度とか3度の低温でも、風が無ければ練習するのに問題はないですね。太陽あれば暖かい。雪かきしてると、暑い!汗びっしょり!
 で、うんざりするほどの雪で埋もれた射場を、とりあえずシューティングラインの雪をかき、練習。前日に誰かが練習した足跡があったので、その跡をたよりに矢取りをしていたんですが、 雪の中を歩いて行くのって疲れる!
 何度かやってたけど、歩くのが面倒になり、結局、射場中央の舗装面を歩ける程度に雪かき。
 射場に行くたび、1時間くらい雪かき。そんな中起きた、悲しい出来事。

 県内インドアも終わったので長距離でもと、60mの練習をしていたら・・・射を引き戻そうと思ったのにストリングを放してしまい・・・ぽよーーーんと。あ、雪が跳ねたな・・・。
矢は、どこかなー。普段なら、的前に転がっているであろう場所。

雪の足跡
ふかふかの雪に誰かの足跡。
 ・・・・・・・・一面、雪だ・・・・・・・・

 ええ、ありそうな場所を、探しましたよ、スコップで雪をかき分けて。ところが、見つからない。飛んだ方向を考えたら落下地点は限られるはずなのに。ズレた事を考えて、逆側も探したんですけど、やっぱり見つからない。
 矢に勢いが無かったんだから、そんなに埋もれているとも思えないのに。
 その日はあきらめて、帰宅。練習しつつ矢探しは、次も、その次も。おかげでずいぶん雪かきしてしまった。しかし、どーしても見つからない。雪が溶けて春を待つしか無いのかなー?と気楽に考えていたら、

「長期間、雪の中だと、ACEはカーボン繊維が水を吸って、中のアルミと剥離する可能性があるのでは?」
とゆー、恐ろしいご意見が・・・。つまり矢がオシャカになるって?
 ジョーダンじゃない! ACE、高いのに!
 必死になってまた雪かき。ないだろーなーと思う所でもとりあえず確認、もう一度、初心に返って、また雪かき。
 ・・・・・・・出た! かいた雪の下、地面スレスレの所に。
 こんな深くまで潜るものなのか! かいた通路のすぐ脇、一番最初に探した所から少しだけ手前に。最初にあと1m、手前まで雪をかいていたら!!!!

 そして・・ああ・・気づかずに雪の上から矢は踏まれて、折れてました。踏んだのは他人ではなく、自分かもしれない。
 結局、矢はオシャカ。

教訓 雪の中に矢を打ち込むもんじゃない

 だって、仕方ないじゃない。雪原状態の射場で練習するなんて初めてだもん!
とても勉強になった出来事です・・・。(泣)



近況:県立高校入試のおかげで、 在校生の息子は長いお休み。
FITAラウンドの試合前に ガシガシ練習できると思ったら、
連日の暴風。 寒すぎて、ろくに射てない!
せっかくの休みなのにー!