Hits.7 FITAラウンドは
どこへ行く
2014.2.9
すみません、1月飛ばして、2月になっちゃいました。(^^;) 大雪ですね。
(文字ばかりなので、雪の写真入れました)
県内のインドア大会は残りひと試合で、アウトドアシーズンに向けての練習もぼちぼち始まろうかという時期です。
が、どうやら来年度から試合形式が大幅に変わるようです。県内ではほとんどが70mラウンドになるようで。理由は国際大会の予選ラウンドがFITAラウンドから70mラウンドに変更されるから・・・。 トップの大会が変更するって事は、それにならって国内大会やローカル大会も変わるという事で。
(FITAラウンド:男性90・70・50・30m、女性70・60・50・30mを各36射、計144射の試合。70mラウンド:男女ともに70m72射の試合)
一面雪でも、かけば射てる。疲れたけど。
アーチェリーワールドカップもリカーブは70m(コンパウンドは50mになった。「リカーブよりも当たるのに、なぜ50? 同じ70mでいいじゃん」とCPの人に聞いたら、70mは的が大きいから楽で当てまくりだって。50mの方が難しいそうな)。
それに対して世界ターゲット選手権はFITAラウンドの予選だったのが、今後は70mラウンドになるそうで。
まあ、オリンピックでメダルを獲得しようと思えば、ひたすら70mを練習するよね。でも他の国際大会がFITAラウンドを採用してるから、各距離も練習しなければならない。これは非効率?って事なんだろうか。
日本はオリンピックを見据えて、国体も、インターハイも70mラウンドになっている。これで全日本ターゲット選手権も70mになるのかな? 関東ターゲットは次から70mになるって聞いたけど。
雪かきのためだけに来た偉人。
70mラウンドが存在しなかった頃、国体は50・30m、各36射、計72射の試合でした。 FITAラウンドのショートハーフですね。
マイナーなスポーツですから、アーチェリー始めるのって日本じゃ、せいぜい高校生から、あるいは大学生からって人もいます(私は社会人からですけど)。
高校生だと実質2年半しか部活動の期間しか無いわけで、その間に成果を上げようと思ったら、びっちり部活漬けですよね。だから50・30mの試合形式は、ちょうど良かったのかもしれません。
もちろん、日本の狭い射場事情も大きく影響していたとも思いますが、これが長く続いてました。
が、国際的な競技力向上を考えたのか、一時期FITAラウンドに変更された事がありました。 3年くらいあったかな? その後70mラウンドに変更されます。オリンピックにならえって事で。
今でも、ローカルの大会だと50・30mの試合はあります。宇都宮の月例会もそうですしね。FITAラウンドの練習の一部としてとらえる事が出来ますから。
以下、ちょっと書き出してみました。
FITAラウンド(フィタ ラウンド)
- 短い30mの距離からでも練習になり、少しずつ規定距離を練習していける。
- ショートハーフの50・30mの試合でも、規定距離の練習になる。
- 90mまでの広い射場が必要になる。
- 高校生や大学生など、短期間で選手に仕上げるのが厳しい。
- 社会人だと少ない練習時間で選手に仕上げるのがムズカシイ。
- FITAラウンドほどの射場の広さを必要としない。
- 試合時間が短くて済むので、運営側、選手側共に楽。
- 特に男性の場合、さほどの強い弓でなくても的まで届く。
- 短期間、または短時間の練習時間でも選手に仕上げやすい。
- 選手側からすれば同じ距離ばかりなので、単調。
男性の場合が特に影響が大きいですね。90mを射つか、射たないか。リムのポンド選択にも関わりますし。
女性はもともと最長距離は70mなので変わりませんが、他の距離が無くなるって、ちょっと寂しい。「ちょっと射形変えてみたから、今日は30mにしよう」と思っても、それは規定距離の練習では無く、ただの練習で、近射と変わらない。144射、射たなくてすむから、楽といえば楽ですけど・・・。
FITAラウンドの成績を元にした、ターゲットスターバッジも、70m用が出来るそうです。
FITAラウンドは名前だけの存在になってしまうんでしょうか? なんか、複雑な気持ちです。
関連記事
近況:息子、1月のインドアでは
自己新更新ならず。
次こそがんばってくれ。 にしても、もう学年末テスト。
も少し、勉学にも励んで欲しいわ。
次こそがんばってくれ。 にしても、もう学年末テスト。
も少し、勉学にも励んで欲しいわ。