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shoot：38　スターカップ 2010

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解説：母　今シーズン最後のインドア、２月のスターカップ。今回は、なんとコンパウンドボウの女の子、はるいちゃんも参加。お父さんのママレルさんは、以前「AMAZONEの息子」v.31でも紹介した、片腕のアーチャー。
　ママレルさんが１月のインドアに参加した時に、いっしょに来ていたの。で、自分も出てみたくなったそうです。今までお父さんとフィールドアーチェリーを楽しんできた、はるいちゃん、４年生です。
「今度の試合は、ママレルさんの嬢ちゃんが来るぞー。コンパウンドだから当たるぞー！」と、息子達には大きなライバルとして、おどしをかけて練習させておきました。
　小学生と言う事で、息子とゆうぽん、はるいちゃんの３人で１的。試合前にママレルさんが打合せにきます。18mが射てるようになったのも最近だそうで。
「試合は、初めてなんだよねー」とママレルさん。
　練習会とか記録会とかも出た事、ないの？ ないんだ。でもスコアの付け方は、わかるよね、高い方から順に書くの。
「うん。でも普段はフィールドの６点までだけど」
　そ、そっかー！ そーだよね。フィールドとは的も違うしなー(^^;（フィールドの的は、真ん中の黄色が６点と５点で、残りの４、３、２、１点は黒）
「娘はCP（コンパウンド）だけど、インナー10（テン）は、どうしましょ？」
　あ、そっかー。RC（リカーブ）の息子達と違って、CPは、インナー10（10点の内側の円）に入らないと９点なんだよね。んー、でも同じ的でインナー10の有る無しをやってると、混乱してまぎらわしいからリカーブと同じ数え方でいいんじゃない？ 初めてだし。
　てな感じで、試合進行をママレルさんと相談して決めて、採点のフォローは息子達に「よろしくっ」！
　小中学生の集まっている所にひとつだけ置かれている、はるいちゃんのCP、うーん目立ってるなぁ(^^)
　午前中は小中高校生の部なので、お父さんのママレルさんも娘を見守ります。初めての試合なので、はるいちゃんはシューティングラインでの狭さに慣れなさそう。
　クィーバーから矢を抜いてつがえる時に、隣の子に矢が当たりそうになる。自分の手元しか見えてないから、気がつかない。 「気を付けて！」とママレルさんと私とで、注意するよう声をかけます。
　そして最初の矢取りの時には共に的前まで行って、採点と記入のチェックを確認。まあ大丈夫かな？ ママレルさんは、試合中、ずっと的前まで付き添ってました。
　たとえRCとCPで部門は違っても、同じ小学生。負けないようにがんばれよー。なんせCPだから、ハマれば、ばしばし黄色に入るぞぉー。
　今日の息子は、なかなか調子が良いようです。「あー、２点足りなかったー！」だの「貯金できた！」だの、ずいぶんと目標が高い様子。ゆうぽんは、ちょっと気分が乗ってないかな？
　途中から、午後の部に参加するBB命さんが東京から到着。やたらとにぎやかな１的のギャラリー。
　終わってみれば、息子はダントツの１位でした。なんと500点をアップ！ 自己新記録、しかも後半10点も伸びてます。まさか500アップするとは思わなかった。
　息子　247・257で　504点（１射平均8.4点）中学生も含めても１位！
　ゆうぽん　225・169　394（平均6.56点）　前半で気持ちが落ち、崩れた。
　はるいちゃん　178・215　393（6.55点）　慣れて後半、伸びた。
　息子は、80cm的は今シーズンで終わりにするつもりなので、有終の美を飾れたってところでしょうか。来シーズンは公認規定の40cm的です。ゆうぽんは、ちょっとまだわからないかな？ はるいちゃんは初めての試合で、がんばりました。
　そして試合が終わると、３人は携帯ゲームでキャラキャラと遊ぶのでした。
　でもさすがは女の子、しっかりしてる。表彰式前にふざけあっている少年２人に対して「やめなさい！静かにしなさいっ！」と叱ってくれるんですよ。ははは・・・４年生の女の子に叱られて、どーすんだ、君達はっ！
　右の写真は午後の部、お父さんのママレルさんと、遠征してきたベアボウのBB命さんです。
　そういえばママレルさんの射を見た事が無かった、ゆうぽん。これは見せておかなくては。
「ママレルさんはね、片腕が使えないんだよ」と教えると、どうやるの？と不思議そうな顔をする。
　目の前でその射を見た彼は、目を丸くしてました。
　おつかれさまっ！

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