24. サイト移転2: ローカル環境

(2021.3.1)
 とりあえず掲示板を新たなサーバーに移転したが、そこまではそれなりに時間がかかった。

 移転する際に掲示板プログラムも変更しようと考える。これまではKENT-WEBさんのYY-BOARDを元にしたスパム対策版をレイアウト変えたりして利用していたが、今度はJoyful Noteに変えてみる。残念ながら現在ではスパム対策版は更新が無く、新しいバージョンの物が無いため、オリジナルのJoyful Noteを改造する事となる。

 あれこれレイアウトを変えたいなーと思うので、今回は初めてローカル環境を構築する。CGIプログラムを動かす時、自分のパソコン上では動かないので、サーバーにアップして確認するわけで、今まではそうしていた。ちょこちょこした変更なら、これでいいかな?とか。が、まあさすがに新しいサーバーで、何度もそれをやるのは少し気が引けた。ローカル環境とかいう物を使ってみようかと思ったわけだ。ローカル環境とは自分のパソコン上に仮想サーバーを作る事で、プログラムのテストができる。

 使いたいCGIはPerl(パール)で書かれているので、Perlのローカル環境を作る。プログラミングに詳しい先人たちのおかげで、ウェブ検索すれば構築方法は色々掲載されていて、大変ありがたい。私はプログラミング知識はほぼ無いので、ほんっとにありがたい! Macは元々ApacheやPerlが入ってんのね。初めて知ったわ。でも色々調べていると、私のiMacはすでに丸8年越えた古いもんだから、入ってるPerlのバージョンが古かったりして。OSもHigh Sierraだし。
 そんなこんなで、
可能な新しいバージョンのPerlをダウンロード、インストール
必要なのでXcodeをダウンロード、インストール
掲示板に必要なCarp qw、Minimal、ImageMagick等、インストール。 その際にはcpanやらcpanmやらHomebrewやらMacPorts。
 OSが古いので最新のものは無理なので古いのを探してインストールなど、英語で専門用語が書かれていると翻訳しながらでも意味が不明。あれこれやっていると、もう頭はグラグラ。でもひたすら調べて、結果なんとかなった。

 ちょうど初心者講習会と続けての宇都宮市長杯準備の忙しい期間に、何やってんだろうと思わなくもなかったが、やり始めてしまったし、やりたかったのだからと自分を納得させる(自分の首を絞めている、とも言う)。
 新たなサーバーXREAの登録が済んだのは9月9日。自分のMac上にローカル環境ができ、ローカル上の掲示板に初書き込みをしたのは10月12日、ひと月以上かかってしまった。
 それでもローカルでCGIが動いた時は感動。やった!と苦労が実った満足感。まあ多分新しいMacならこんなに苦労しなかったんじゃなかろうか。いい加減、春には買い換えよう。