気になるアーチェリー用品の値段

●本題の前に・・・射場の利用料

●数は少ないが民間のターゲットアーチェリー場:

貸し弓込みの値段です。最初は簡単に弓の引き方は教えてくれます。プレイ料は矢12本でいくら、とか1時間でいくらという感じ。今だと1時間で1,500円くらいかな?
それなりに通えば、常連さんとも仲良くなって色々情報も得られ、弓の深みにハマるかもしれません。

●同じく数は少ないフィールドアーチェリー場:

平地ではなく、山の中に的を設けるフィールドアーチェリー。射場となる山を維持する以上、とんでもなく経費がかかります。ゆえにコースプレイ料は3,500から4,000円くらい。
貸し弓あり、初心者でも練習できるスペースがあったりするし、初心者用に短い距離で射てるラインもあります。
経験者といっしょにコースを回るのならいいでしょう。

●牧場など観光地のアーチェリー:

矢 12本で500から600円くらい。まったくのシロートさんが運営しているのがほとんど。
弓は子供用の小さいのしかないとか、矢をつがえるノッキングポイントも付けて無い、矢の羽根もボロボロって所も、よくあります。
それでも、一番簡単に弓に触れる機会ではあります。私が初めて弓を引いたのは小岩井農場。 弓の引き方をイラストと文字で掲示した大きな看板が立ってて、良心的なとこだったな。30年以上、昔ですが。

●各地域のアーチェリー協会やクラブ等:

非営利の団体の会費は、それぞれに違います。全日本アーチェリー連盟に登録するかどうかでも大きく変わってくるし。
どの団体でもだいたい初心者講習会は開催しているので、試しに参加してみて。

基礎知識:

アーチェリーでは、長さはインチ、重さはポンド表示。 最初のうちは、弓本体が軽く、引き重量も弱いポンドの弓を使用します。
慣れるにしたがって、ポンドの強い弓に替えていきます。練習する距離も同様で、 近射からだんだんと距離を伸ばしていきます。

各地域の初心者講習会などに参加される場合、用意された貸し弓です。
その後、本格的に続けようとする時でも、すぐに自分の弓具を購入させる事は無いでしょう。しばらくの間は、貸し弓で練習できるはずです。
なぜなら、初心者がすぐに弓を購入しても身体が出来ていないので「まるで引けない」か「引けるけど、すぐに物足りなくなって買い替える事になる」からです。

ある程度の期間は貸し弓で、それなりのレベルになってから「そろそろ弓、買ってもいいんじゃない?」と言われるわけ。
それがどれくらいの期間なのかは、その人の練習量と、所属団体の貸し弓の種類と数、そして指導員の人数、アーチェリー場の利用時間等によって変わります。
初心者用の安価な弓具でも、数を揃えると結構な金額ですから。
また射場が屋内で夜でも利用でき、かつ指導員が夜でも来てくれるなら平日でも練習可能ですが、屋外の射場でナイター可能な場所は少ないと思います。そういった事情は各団体ごとに違います。
次のページ