v.8 冬の風景

2003.3.1

「あけましておめでとうございます」と書くつもりだったのに、気が付けばもう3月だったりして・・・(^_^;
雪山
ベランダわきから眺める冬の日光連山。
ああ、西側に窓を作ればよかった・・

 しんちゃん、さいきんあんまりアーチェリーしてないんだよ。
寒いよ
真冬のスタイル
 冬休みおわったら「みずぼーそー」に、なっちゃうしさ。「みずぼーそー」治ったら、ようちえんは「インフルエンザ」で、いっぱいお休みだし。
 しんちゃんも、すごく熱がでたんだよ。でも『インフルエンザ』じゃなかったよ。おかーさんは、あせってたけどね。
 おかーさんといっしょに馬頭のインドアの試合にいったよ。高校生のおねーちゃんや、おにーちゃんや、おじちゃんもあそんでくれたよ。ぼくは射たなかったけどね。だって、まだ18mとどかないもん!
 今年は10mをれんしゅうするんだ。こないだ、9点射ったよ! 10mで! M〜? うーんと、いっぱい。

●● 楽器じゃないのよケースは ●●
はっはあ〜ん

「楽器ですか?(^^)」
アーチェリーケースを持っていると、こう言われる事が多々ある。結構な大きさのハードケースだし、想像するのは楽器くらいだよねぇ(^^;
ハードケース
母のケース、矢も収納しています。
息子のは安いソフトケース。
「いえ・・アーチェリーなんです」と答えると、一様に驚いた顔をする。
「アーチェリー」に驚くよりは、
(あーちぇりー? あ、弓だよね? えっ? なんで? この中に弓が入ってんの???) 質問者の驚きは、そんなところだろうか。
 アーチェリー、その昔は和弓のように、1本の長い「ワンピース・ボウ」しかなかったけど、現在の主流は「テイクダウン」と呼ばれる組み立て式の弓なんです。
 だからバラすと、コンパクトにケースに入るわけ。・・・重いけど。

●● 母、サルに襲われる! ●●

 2月初旬、家族で恒例の「雪遊び」をしに日光へ。楽しく遊んで帰り際、いろは坂を降りて車のチェーンをはずそうと「チェーン着脱所」にて夫が作業。
 後部座席で並んで待つ私と息子。右に座る息子の方を向いていた私が、膝の上のバッグを開けていた時、「ふっ!」と私の視界の右端を横切る黒い影。
 なんだっ!と、私はその物体を反射的につかんだ。(細い腕・・硬く毛深い・・・)
 つかんだ感覚が先にあり、次に目の前に見知らぬ茶色い腕があった。上体をねじり後ろを向くと 猿がいた。しかも2匹。
 つまり、つかんだ物体は猿の腕で、その手は、私と息子の間にあった菓子箱をつかんでいた。・・絶句した。猿も同様で(どうしよう?)と、双方が考えていたに違いない。
 1秒か2秒か。自分の膝の上のバッグで猿をブッ叩く事も考えたが、右横にいる息子はジュニアシートにセットされていて逃げ場は無い。息子の安全を思い、私は猿の腕を離した。すぐさま、菓子箱をかかえて猿は車から出ていった。
 夫が、外したタイヤチェーンを車のトランクに入れようとハッチバックの窓を開けて・・ものの数秒離れたすきの事である。私が気づかぬうちに、音も無く、窓から車内のトランク部に入っていたのだ。
 日光では長年にわたり、観光客が野生の猿にエサを与えつづけたおかげで、彼等はエサをヒトから調達するものだと誤認してしまった。
 その結果ついにはヒトを襲って食料を得るようになっている。様々なメディアでも報道されるほどに。
 でも、まさか車の荷台に猿がいるとは思わないじゃないか! あっ・・ 猿の腕をつかんでしまった。そうそうないよなぁ、こんな事。私の動体視力、まぁまぁかな?
 いつできたか、つかんでいた私の右手には猿のツメが当たったような、かすり傷。傷は小さいものの、数分でズキズキして腫れてきたので日光市民病院で治療してもらう。もしものために破傷風の予防接種も。
 せっかくの楽しい雪遊びだったのに、息子のアマタには「おサルがきた」という記憶だけが残ってしまったよーな気がする(^^;
 日光に行かれる方、気をつけましょー!


今月のしんちゃん:前述の通り、
1月は「水ぼうそう」で親子ともどもに
自宅軟禁状態が1週間。治って抵抗力が
落ちてるところで風邪をひいて、
熱は39度オーバー。
まぁインフルエンザじゃなかった分、
よかったか。
今年はすごいもんね。