子供がアーチェリーを 楽しむために
(保護者がアーチャーでない場合)

 ところで! しんちゃんは3歳8カ月の時からアーチェリーを始めてはいますが、これはかなり特殊な例だと思って下さい。教える私がアーチャー(アーチェリーをする人)であり、かつ、子供が練習可能なのんびりとした、地方の射場があってこその事です。
 時々、ネット上で弓を知らない保護者が
『小さい子供がアーチェリーをやりたいと言っている。弓の値段はどのくらいか?』
『まわりに民家がないので庭でアーチェリーできそう』
みたいな書き込みを目にする事があります。
 もちろん、小さな子供でもアーチェリーは楽しめます。が、それはあくまでも指導してくれる人がいてこそです。保護者がアーチャーであるのなら、いくらでもマンツーマンで教えられますが。

 インターネットが普及して、ネット通販でも弓具が購入できるようにもなりました。何も知らない人が弓を手にする事が可能です。情報を集めれば、弓についてのある程度の知識を得る事もできます。
 しかし弓矢は十分凶器になりうるものです。何も知らない親が、子供に弓を買い与えて、わからないままに遊ばせるものではありません。
 怪我をしたり、 ましてや 怪我させたりしてからでは 遅いのです。

 お子さんが弓に興味を持ち、始めてみたいと思うのなら、保護者の方は地元のアーチェリー協会やアーチェリークラブ等に問い合わせてみて下さい。
 間違っても、 通販で弓を購入して、 自宅で始めたりしないで!
 場所によって違うとは思いますが、保護者同伴で小学校高学年くらいから、あるいは中学生以上から受け入れてくれるのではないでしょうか。

 また、民営のレジャー施設や牧場等でアーチェリーを体験できる所もあります。営利ですからそれなりの金額はかかりますが、てっとり早く遊んでみたいのなら、それもいいと思います。
 まずは、お問い合わせ下さい。各地域のアーチェリー団体等は、リンク集 に載せてありますので、ご参照ください。