16. 一般教養
(2010.3.9)
目の中に入れても痛くない、かわいいかわいい我が息子「しんちゃん」も、小学6年生になった。もうすぐ中学生。3月生まれの息子は、来月ようやく12歳だが、中学生ともなれば「お子ちゃま」も卒業であろう。源氏物語で紫の上が「10歳を過ぎた方は人形遊びなどしないものですわよ」などと侍女にたしなめられた時代でもないが、男子なら元服していた年令である。
現代になろうとも、思春期が来るのに変わりはなく、じきにヒゲが生え(いやー!)、声変わりし(いやあぁー!)、大人になってゆく。(T^T)(T^T)
まあ、そんなわけで、そろそろ一般教養を身につけさせようかと夏あたりから、母である私はあれこれやってみたりしている。
色々と本を読ませてみるのは前回書いたが、その他にも。
子供向けのアニメや特撮ものなど、映画館には年3、4回連れて行くが、テレビで放映される映画をリアルタイムで見る事は少ない。成長ホルモンを有効に身体に取り込むためには、夜早く寝かせるべきなので、10時には床につかせるようにしている。風呂に入る時間もあるので、テレビは途切れがちに眺めている程度になる。
よほど見たい内容ならビデオに録画するが、毎回でもない。年令に合った作品を見せようと思っているので、有名どころでも見た事のない物も多い。
で、そろそろ知っておいた方がいい映画をビデオやDVDで観せている。
そーいや、まだちゃんと見せた事ないよなー、とアニメ。
「天空の城ラピュタ」
「ルパン三世カリオストロの城」
やっぱ、これは一般常識でしょう!(旧ルパンTVシリーズもDVDで全部あるから、これは中学になってから渡そう)「風の谷のナウシカ」もあるけど、これも中学生になってからの方が理解が深いかも?
映画も、名作はパロディなどで使用される事も多いから、元ネタを知らなければ。
「チャップリンの独裁者」「モダンタイムス」とか。
ほら、この独裁者ヒンケルがヒトラーを模したわけだよ。で、ヒンケルのパロディーを、君の好きなマンガ「もやしもん」で教授がマネしてただろ?
赤い旗を持ったとたんに人々が集まって、それを警察が取り締まるのは、当時アメリカで赤狩りという、共産主義を取り締まる思想弾圧があったから。チャップリンも追放されちゃったのよ。日本でもあったんだよと解説しておく。
「酔拳」などジャッキー・チェンの初期作品。
TVバラエティーの「鉄腕DASH!」で時たまジャッキーが登場する事があったけど、どんな人なのか息子は知らない。こーゆー人なわけよ。 初期の作品は物語が単純明快だからわかりやすい。カンフーは動きがきれいだよね。
ちょうど見せたすぐ後に、学校で児童演劇の観賞があった。アクションシーンもあったらしく、息子は「うーん。アクションは、今いちだったなぁ」。
ジャッキーと比べるなよ! 児童劇団の人が可哀想じゃないか!
「ジュラシックパーク」
息子は怖がりなので、今までなかなか見せられなかった。でも恐竜は好きだしなと。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
単純に楽しめるから。
「ブルースブラザース」なんかも見せたいなあ。あとはどのへんがいいかなぁ。 そういや、息子はガンダムのプラモデルを作るのは好きだけど、ファーストガンダム、まともに見てないな。これはお父さんにまかせよう。私は趣味じゃないから(^^;
それこそ息子がうんと小さい時、時間が合わないのでNHKの「プロジェクトX」なんか、ビデオ録画しといて、昼間に息子を横に、観ていた私。
息子が初めて知ったアルファベットは「X」だ。おかげでアーチェリーのターゲットのXも、すぐに覚えた。最近ならTV東京の「ガイアの夜明け」等の経済番組も面白がって見る。
結構、面白いコに育っていると思うのだが。