Hits.19 青春の、その後
2015.8.21


 ちょっと、どうにかしてよ!と言いたくなるほどの連日の35度超えの猛暑が続いた今年の夏。インターハイは終わり、夏の甲子園も終わりましたね。高校3年生は、あとは国体があるから選抜選手はブロック予選、それを通過すれば国体出場だけれど、それ以外の生徒は引退ですね。
 今年の甲子園野球なんて100周年で強い選手も活躍して盛り上がってましたね。私、さして野球に興味はありませんが、必死に何かに取り組む姿は好きです。が、あれほどの青春の輝きを見せながら、社会人になってからも野球を続ける生徒って、どれだけいるんだろう? とは思います。
 日本においてはアマチュアスポーツは、主に学校の部活動が中心になって栄えてきたわけですが、それゆえに「その後」が無い人が大多数なのではないでしょうか。
 小学校では少数ですが、中学・高校・大学にもなればどこの学校も運動部は盛んです。でも学校内の活動ですから、それはスポーツというよりは「教育の一環」。学校事業の一部なんですよね。 (大学においては生活の彩り程度のサークルもありますが)参加している生徒も「部活動」だから、引退・卒業したら、もうその競技を続ける事が無い。
 社会人になっても、同じスポーツを続けている人、まわりにどれほどいますか? めったにいませんよね。運動部の加入者数の多さに比べて、社会人の愛好者のなんと少ない事か。
 ただでさえ競技者数の少ないアーチェリーですが、社会人枠はとっても少ないです。高校、あるいはその後の大学でも弓を続けて、それなりの成績を出してきた選手でも、社会人になっても競技を続ける人は非常に少ない。わずかに残った人でも(大抵は高得点を出していた選手ですが)卒業後はせいぜい、1年、2年。3年目にはほぼ見かけなくなります。なんか、もったいないなー。あんなに点数出していたのに、やめちゃうんだ・・。
 まあ分かるけどね。社会に出れば世界が広がって、もっと面白い事、たくさんあるもんねー。いろんな事をやりたくなるだろうし、学生時代にがむしゃらにやって、競技に飽きちゃうのかな? ある程度のレベルの点数を出してしまえば「もういいか」「やりきった」って、思っちゃうのかな? 私は運動部の経験が無いので、想像でしかないんですが。
 そして若者だから、彼氏・彼女が出来ればやめちゃうし、結婚すればやめちゃうし、子供が出来ればやめちゃうし。続かない理由は、いくらでもあります。
「青春」は、青春時代で終わっちゃうのかな。
 でも逆に社会人になってからアーチェリーを始めた人は(私も含めて)、長続きしてるように思います。 宇都宮の仲間を考えると、学生時代からやってた人、卒業から一度ブランクあっても弓に戻ってきた人、数えてみたら会員の1割程度しかいません。他は子供を除き、社会人からのスタートばかり。
 社会人で始めたスポーツだから、何の縛りも区切りも無い。自分の意思で好きに続いていける。「学生時代」という言葉に区切られない分、気持ちは自由なのかもしれません。
 私の息子は個人で高体連に登録加入しているので、部活の縛りがありません。いくらでも弓を引けるんですが、やはり大学受験で気持ちにあせりもあるのか、この夏休みはまるで弓に触れてません。とりあえず、勉強してます。
 彼が大学生になっても弓を続けるかどうか、それは彼の自由です。競技でなくても弓を楽しんでほしいなぁとは思いますけど。



近況:今年も初心者講習会で入会者多数。
めずらしく子供が4人もいて、
急に平均年齢が若くなったような。