4. たれぱんだ

(2008.2.8)
 このウェブサイトには「たれぱんだ」が、よく出てくる。
 しんちゃんのクィーバーにもマスコット人形が付いてるし、彼は、よくヌイグルミを手にしていたりする。へん?
 単純に、家族そろって「たれぱんだ」が好きだから。
こたつで
 あれは、10年近く前、息子が0歳の頃。まだ首もすわりきらずに、くたくたっとして、だっこすると、丸いほっぺたが、ぺちゃっと広がった。 夫が抱いている姿を見て、思う。最近よく見る「たれぱんだ」とかに、似てる・・・
 似てる・・と思ったので、店で見かけた時など「たれぱんだ」を観察してみた。やっぱり、似てる。 それを夫に話すと、彼はゲームセンターのクレーンゲームでヌイグルミを吊り上げて来た。当然私は喜んだ。赤ちゃんしんちゃんにもウケた。
 夫は、クレーンゲームが得意な人である。こち亀の両さんほどじゃないけど、100円で、よく吊ってくる。たまに、100円で2個落とせる事もある。
 かといって、欲しくも無い物を吊る気はおきないらしい。そこに「なんか、かわいいね」と喜ぶ私がいたので、これはもう、嬉々として吊り上げてくるのだ。
 当時、たれぱんだが流行り始めていた頃なので、あちこちで景品のヌイグルミは見かけ、グッズも色々あって、家の中に何匹いるのかわからない。

ぱんばうあー
トイレにも。
 しんちゃんに似ていたからかわいいと思ったのもあるが、媚びも無く、特定の表情が無いのが、いい。これは能面の美学に通じると思う。
 ハローキティも同様だが、日本の文化だよね。表情が固定されていないから、想像で愛着を感じている。我が家での愛称は「ぱんぱん」だ。

 もちろん、クレーンだけでなく、購入した物も色々あり、家のどこを見ても、たれぱんだが目につく。100匹くらい? だからだんだん店頭からたれぱんだが少なくなり、最近ではめったに見かけなくなったのが悲しい。
 メーカーのウェブサイトもずっと更新が止まったままなので、サンエックスに「たれぱんだを見捨てないで!」とメールをしてみた。今年は10周年でもあり、今後も計画しております、とのお返事をいただいた。
 発売元のサンエックスからしてみれば、40代の夫婦と小学生の男の子って、どう考えてもファンシー文具の購買者層じゃ、ないよな。(でも他のキャラクターより年齢層が高い気がする)
賢者ぱんぱん
 ところで、中古品を扱う店で捜す事も、よくある。いれば、家に連れて帰る(もちろんお金を払って)。
 →は、干支シリーズで、猿の着ぐるみである。猿の頭の部分がフードのようになっており、その瞳は虚空を見つめる賢者のごとく・・「賢者ぱんぱん」と名付けた。
 残りの11匹は、いったいどこに? もし、あなたのお家に仲間がいるのなら、ぜひご一報を! 大切にします!